インドネシアのアパート、住宅事情

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Type of Apartment

賃貸住宅の種類と特徴

インドネシアでは一般的に、日本人を含む外国人が済みやすい賃貸住宅として、下記の5タイプが挙げられます。選択基準の柱となる賃貸料は、間取りや立地、施設、各種サービスなどの諸条件に加え、契約期間によっても大きく異なります。通常日本でマンションと呼ばれているものが、アパートメントです。サービス・レジデンスはサービスアパートメントと当地では呼ばれています。

  • 家具付アパートメント、コンドミニアム

    一般的に、セキュリティがしっかりしており、共有スペースや付帯施設も充実しているため、日本人駐在員および家族帯同者に人気が高いのが特徴です。物件により、比較的日本人居住者が多いものと、居住者が多国籍に分散しているものとがあります。レストランやミニ・スーパーが物件の敷地内にあると、何かと便利です。特に単身赴任者の場合、アパートメントやコンドミニアム内にどのようなレストランが入っているかで、満足度も違ってきます。ランドリーやハウスクリーニングサービスがついた物件もあります。アパートなどの高層集合住宅は人気が高いとはいえ、ペットがいる場合は選びにくいのが現状です。中にはペットOKという物件もありますが、総合的には“ペットお断り”が多いといえます。

  • 都市型サービスアパートメント

    都市型のホテルサービスのあるアパートメントで、通常はホテルなど建物の一部、または建物全体が賃貸アパートとなっています。掃除、洗濯、シーツやタオルの取り換えなど、ホテル並みの設備とサービスが受けられるため、賃貸料は高いながらも、単身赴任者や小家族に人気です。ほとんどの物件は、建物内にレストランやショップが入っており、徒歩圏内にショッピングモールや大型スーパーがある物件も多数見受けられます。最近は単身赴任者が増えており、短期契約も可能なので、このタイプの物件は非常に人気が高まっています。

  • 郊外型サービスアパートメント

    昨今増えてきたのが、郊外型のサービスアパートメントです。以前は、サービスアパートメントと言えば都市型が多かったのですが、現在は選択肢がぐっと増えました。郊外型のものは、掃除や洗濯、食事サービスだけでなく、中には近距離にあるゴルフ場を利用できる物件もあり、人気を集めています。サービスアパートメントを選ぶ際は、通勤の便も大きな選択基準となります。

  • タウンハウス、コンプレックス

    一戸建てと似ていますが、住宅地入口にゲートと警備員を配置し、暗線性を確保したタイプです。都市型と郊外型があります。敷地内には、プールやテニスコートのほか、公園や緑地などのゆったりした共有スペースがあり、人気があります。ペットがいる場合(特に中、大型犬)は、このタイプが選びやすいようです。

  • 一戸建て

    都心には賃貸の中古住宅が多く、郊外には新築分譲住宅が点在します。利点は、スペースがゆったり広く贅沢に使えること、また、ペットを飼えることが挙げられます。マイナス点は、管理や安全面でリスクがあること、メイドや警備員、庭師など、使用人を複数雇う必要があること、生活上の雑事が多いことなどが挙げられます。また、地下乱にあるクラスタータイプといわれる二階建住宅は、大きさも手頃で、工業団地に通う単身者(社宅としての利用も多い)や帯同者にも人気があります。